スイス旅行記録
2016.7.6.(3日目)
2泊したサン モリッツ ST Moritz のHotel San Gianを発って、ツェルマット Zermattへ向かいます。
昨日も利用した、サンモリッツ ST Moritz の駅までバスに乗って移動します。
ホテルの前の道路で、右肩を負傷している男性が、ず~っとヒッチハイクを試みていたのだが、なかなか止まってくれる車がなくて、我らは早く載せてくれる車が現れるのを期待して、何度も何度もホテルの部屋の窓から、下の道路に立つ男性を見ていた。
我らがホテルの前からバスに乗りこむときに、ちょうど、その男性を載せてくれる車が現れ、彼を載せて、走り出した。あぁ、良かった~。 ヒッチハイクには、忍耐と体力が必要だなぁ。
彼は、オレが気付いてから、少なくても2時間も同じ場所で頑張っていたのだ。
サンモリッツ ST Moritz から、ツェルマット Zermattまで走っている「氷河特急」
Glacier Expressに乗車します。降車駅は、途中のアンデルマット Andermatt です。
日本旅行の添乗員さんから、沿線の見どころや、高低差などを日本語で分かりやすく書いた
コピーを数枚もらいました。
氷河特急の座席にも、日本語のガイドが聞けるイヤホンが備えられていたが、あまり聞かなかった。
サンモリッツ駅 ST Moritz(1775m)から、一番低いクール Chur (585m)へと下っていく。
氷河特急が、右に左にと、カーブをする間にも、沿線には、スイスらしい家並みが現れる。
緑の草原も、遠くの山も、ほんとにきれいです。
氷河特急の、列車内
2等列車です、1等列車との違いは、詳しくはわからないですが、
1等は、座席が、1列に、1席と、2席の計3席
2等は、座席が、1列に、2席ずつの計4席 です。
左下に映っている男性は、車内販売のお兄さんです。
スイスのスズメ
日本で見るスズメは、頭頂部が茶色ですが、スイスのスズメは、頭頂部がグレーでした。
大きさは同じくらい。
有名なランドヴァッサー橋
先頭は、トンネルに入ろうとしています。
そして、後ろを振り返ると、
一番後ろは、トンネルを出てきたばかり。
この氷河特急は、たくさんの、橋、トンネル、谷を渡って走ります。
右を見たり、左を見たりと、忙しいです。
列車は、クールChurで、いまきた路線を引き返すように、進行方向を変えて、
今度は、山をあがっていきます。
クールChur が、585m、これから向かうアンデルマットの手前に、
本線上一番高い標高2033mの、オーバーアルプ峠 Oberalppassがあります。
氷河特急の車内で、昼食が出ました。
食事の前に、列車のスタッフが、飲み物の注文を取りに来ました。
それぞれ、欲しいものを注文して、食事が終った頃、集金に来ました。
自分たちのスーツケースは、座席の後ろの棚に、積んであるのが見えます。
メインは、豚肉のクリーム煮でした。
麦のゆでたのや、野菜が添えられていました。
この添え物の方は、お替り自由で、追加しませんかと、スタッフさんが回ってきましたが、
no,thank you でした。
豚のクリーム煮は、おいしかったです。
食事を終えて、ゆっくりと、コーヒーを飲みながら車窓からの景色を楽しんでいると、
降りる駅、アンデルマット Andermaに到着です。
【氷河特急 乗車証明書】を、日付入りで、もらいました。
サンモリッツを9:57に出発して、アンデルマットに、14:50到着
約5時間の、乗車時間も、長くは感じませんでした。
アンデルマット駅の前で、バスが待っていてくれました。
バスに乗り換え、フルカ峠をとおり、ツェルマット Zermatt へ向かいます。
バスは、一歩間違えたら、深い谷を転げ落ちそうな道を、
クネクネと、カーブを繰り返しながら上がっていきます。
道路も、決して広い道路ではないので、対向車とのすれ違いも、
ひやひやです。バスの高さに対して、ガードレールの高さが低すぎて、
思わず、足に力が入ります。
フルカ峠の途中で、トイレ休憩を兼ねて、ローヌ氷河を見物です。
ここのトイレも、利用料1フランが必要でした。
ローヌ氷河は、上の写真の中央あたりの白い部分が、氷河の先端です。
日本旅行の添乗員さんが、数年前に来たときには、
もっとずっと手前まで、氷河の先端があったという事です。
地球温暖化の影響で、氷河がどんどん溶けておるんですね。
この後、バスはどんどん山を下り、ツェルマットの手前の、テーシュへ到着。
ツェルマットの街は、ガソリン車乗り入れ禁止なので、テーシュで、バスから、列車に乗り換えて、
ツェルマットに向かいます。
ツェルマット行きの列車は、日本人の団体と思われる人々と、その人たちのスーツケースで、
乗り込むのがやっとの状態。すごい混雑でした。
ツェルマットの駅に着くと、宿泊するホテルの車(電気自動車)が、荷物だけを運んでくれました。
人間たちは、歩いてホテルへ向かいます。
ホテルまでの道の途中で、見た風景に、思わず「お~っ」と声が上がりました。
どこかで、見たことのある山が、
そこにドーンと、そびえていました。 マッターホルン Matterhorn です。
ツェルマットは、マッターホルンのふもとにあったんですね。
マッターホルンを背にして、振り返り振り返りしながら、歩いていくと、
本日と、明日、2泊するホテルが見えてきました。
Hotel Christiania です。
ベランダに、花が飾られ、スイスの山小屋風の外観です。
ホテルの前庭には、テーブルとイスが並べられ、マッターホルンを眺めながら、
お茶をすることも、気持ちよさそうだ。
この日は、ホテルのレストランで夕食。
写真は全く取り忘れました~。
夕食を終えて、部屋に帰って、たぶん午後9時過ぎ
ホテルの部屋に、ベランダが付いていたので、
ベランダから見えた、マッターホルンの夕日に染まった姿を、パチリ
なんとも、かっこいい山です。
窓から見える、北斗七星が、今まで見たことないくらい、でっかいヒシャクに見えました。
空が近い、と、実感した瞬間です。
☆を見ていて、寒くなったので、部屋に入り、
スイスフランの、紙幣とコインを、撮影。
これをみんな、使い果たして、帰ろう。
今回利用したツアーは、H.I.Sが募集して、日本旅行が催行したツアーです。
➸利用したツアーのページ